『おまえは詐欺師だ!』
あなたは、こんな言葉をいわれたことがありますか?
僕はあります。
かつて、2005年に電子出版した際、
先輩療法士達に言われた言葉です。
時代に合わないから叩かれた?
内容ではなく、使っている媒体がその人に合わなかっただけで、
僕の人格否定までしてきた人がいたんですね。
正直、僕はヘコみました。
なんで理解してもらえないのか……
やっぱり僕は落ちこぼれで、誰の役にも立たない、
どうしようもない人間なんじゃないか……
今になって、電子書籍は常識。
学生様などと言う言葉が出るように、
臨床実習指導の意味すらわからなくなった今、
僕の本が数多くの療法士さん達に響いている。
先輩の声という呪縛
12年の歳月を経て、
ようやく僕は僕に自信を持てるようになりましたが、
それでも心のどこかで、
『詐欺師』とまた言われることを恐れている自分に気付きました。
そう、僕は当時のしょうもない先輩の言葉による
呪縛から全く解放されていなかったんです。
いえ、それより以前に、
僕は僕自身に自信を持てないという呪縛をかけていたことが
最大の気付きでした。
このことに気付かせてくれたのは、
僕の講師仲間でもある、ひぐちまりさんの講義を受けてです。
詐欺師症候群になっていませんか?
インポスターシンドローム(詐欺師症候群)という言葉を知っていますか?
僕も初めて聞いたのですが、1978年にジョージア大学で行なわれた調査によって名付けられたものだそうです。
簡単に言ってしまえば、
成功をおさめても自己評価が低く、その成功は自分の実力ではなく
運がもたらしたものではないか、と疑ってしまうこと……
とでも理解していただければOKです。
なんと、かのスタンフォード大学に合格した学生の70%が、
『自分が入学を認められたのは何かの間違いではないか』
と思っていたり、
1989年上映のバットマンのプロデューサー、マイケルEラスウン氏に至っては、
『今でも突然ガードマンがやってきて、何故ここにいるんだ?とつまみ出されるんじゃないか』
と恐れているそうです。
何もこれはそんなもの凄い成果を出した人だけのことではないんです。
誰にでも起こりうる
僕たちのような普通の人だって、
同じ心理状態になっているんです。
僕たちは、少なくとも国家試験に受かるだけの知識を備え、
それを少なくとも1年は実践してきた経験だってあります。
あなたにとっては普通の事かもしれませんが、
これから国家試験を受ける学生さんにしてみれば、
僕たち有資格者は凄い人たちなんです。
心を解き放とう!
改めて、あなたに質問です。
あなたは、あなた自身に、
『おまえは詐欺師だ!』
と言っていませんか?
自分自身で身動きできなくなるような呪縛を、
いまこそ解き放ってあげてください。
誰でもない、あなた自身の人生なんですから。
臨床共育メンター(R)齋藤 信
先輩って、分かってないよね……
これは陰口ではありません。若手たちの本音です。
純粋ゆえ真っ直ぐ。知識と検索力があるので、結果が見えると安全策を取る。
諦めているのではないんです。先例が目の前にないだけなんです。
あなたは、後輩にカッコイイ背中を見せてますか?
カッコ悪い先輩と言われたくない方は、自分を高めて、
前に前に進んでいきましょう!
その方法が知りたい方はコチラ。
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