From:齋藤 信
みなさん、こんにちは。齋藤信です。
100のリハ科があれば、100の解決策が必要。
リハ科経営100の事例検討会です。
いただいたアンケートのご回答やご相談をもとに、事例化し、僕からの解決案を出し、ディスカッションまでしちゃいましょう。
目指せ100CASE!
今回はCASE:008です!
「リハ課の事例シリーズすごい良かったです。
ただ、そこから実践するのが難しい内容だったかもしれません。
現場ですぐ実践できるものってなんなのか?
それは、限られた時間の中で、自分の意見を効果的に伝えることだも僕は思います。
斎藤さんのアドバイスを実践するのにも、ミーティングでスタッフの同意を得る必要があります。
斎藤さんだったら、15分のミーティングを効果的にするには、どうしたら良いと思いますか?」
(理学療法士 7年目 管理職)
非常にいい質問です!
まずは、整理してみましょう!

「15分のミーティングを効果的にする」
これによって、まずは意見を伝え、合意のもとに実践に進みたい。
必要な手順ですし、一度ミーティングをすることで周知のワンステップになりますからね。
今回は、15分という制限時間付き。
どこの現場でも同じ条件になりそうですね。
この場合、僕は事前ルールを先に決めてからミーティングを行っています。
- ルール1:会議の内容を相談か決定のどちらかにする。
- ルール2:会議の内容を事前に紙媒体で全員に渡しておく。
- ルール3:当日参加できない人は事前に意見を議長に提出しておく。
- ルール4:決定会議の場合、反対意見がある人は対案を準備しておく。
- ルール5:終了5分前には収束(まとめ)に入る。
- ルール6:決定会議では、必ず担当と期限を決めて終わる。
このルールを事前に提示して開始しましょう。
その際もミーティングが必要か、といえば無しでOKです。
理由と目的を事前に周知すれば問題ありません。
短い時間でミーティングを済ませたい、という思いが同じなら、ひとまずそれで1ヶ月ほど試してみない?
と始めてしまうのがいいでしょう。
って、その前に……
相談会議と決定会議の違いの分け方かな?
相談会議は、事前の議題提案に対してとにかく意見を出し合う会議。
ブレーンストーミングというやつです。
意見やアイデアの質ではなく、量がポイント。
事前に何を話題にするかを繰り返し伝達しておくことで、当日……
「何を話しましょうか……」
から始めずに済みます。
そして決定会議。
これは、文字通り決めることが目的の会議。
相談会議を重ねて、方向性が出てきたのち、具体的な実行内容を含め、決定していきます。
これも、事前に決めて、その後どうしていくのかを文書化しておくほど決定がスムーズになります。
って、もしかして議題の出し方もワカランのかな?
僕がしていた方法は、申し送り書類として、議題や現場の問題点を書き込む紙を入れてましたが……
むむむ……
でも、最近はそれで出てこない部署が多いそうですね。
あまり僕は好みではないですが、議題を出すための相談会議の開催かな。
ミニマインドマップで議題抽出のやり取りをする……
新人セミナーなどで、齋藤や大塚が行っているやり方ですね。
って、リーダーによっては、そういったファシリテーションが苦手な方もいるかな?
何れにしても、何を話題にするのかが決まっていて、その内容について相談するのか、決めるのかをハッキリさせましょう。
そのうえで、会議をスムーズにするためにも、ルールにあげた内容を事前にしっかり準備しておきましょう。
あ、一つ言い忘れてました!
絶対忘れちゃイケナイのがルール6!
ちゃんと実行担当を決めて終わってくださいね!
でないと、会議をしたという満足感のみの内容になってしまいますよ!
さあ、ということで、今回は「効果的な時短ミーティング法」についてお話ししました。
事前準備とやった後の実行担当決めをすること!
忘れずにやってくださいね!
今回のケースをみて、あなたはどう感じましたか?
リハ科が100あれば、100通りの解決策が求められます。
100通りの解決策を出せば、あなたのリハ科と同じ悩みを抱える誰かのリハ科が救われます。
一緒に、解決策を考えてみませんか?
IAIR グランドマネジャー 齋藤 信
追伸 1
みなさんに質問ですが、会議手法や伝達力向上のためのノウハウってほしいのかな??
追伸 2
リハ科経営にまつわる悩み、齋藤が紐解きます。
>>> https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=UkDpwsUIRnM
追伸 3
齋藤の講義復帰はここから!
マインドマップ&速読法in大阪10月23日(金)です!
セミナー詳細はコチラ >>> http://iairkanto.jp/speed1023/