少し、残念なことだが、今を生きていない人がいる。
過去に囚われ、記憶や思い出の中で生きている人。
未来を夢見るあまり、手段も、足元も見えなくなっている人。
いずれの方も、今を生きていない。
過去も、未来も大切。
そんなことは分かっている。
でも、過去を活かすも殺すも、未来への道を創るも閉ざすも、今の自分自身を見つめ、今、何を選択するかにかかっている。
過去も未来もできないことがある。
それが、「選択」すること。
今を生きていない理由は様々だろう。
ある意味では、今、過去に生きると選択しているからこそ、過去に生きるという今を生きているのかもしれない。未来の姿を夢見、夢の中だけで生き、行動しない、あるいは拗らせた行動をするという選択をしたのかもしれない。
ただ、そうだというなら、誰かに悪い影響を与えてまで過去に囚われ生きてていいのか?
未来を夢見るとはいえ、幸運が舞い降りることをただただ待っているだけでいいのか?
それって、未来を侮っていないか?
その選択の結果として、思い描いた今ではないからと、誰かを恨んだりしていないか?
その恨みに、身近な誰かを巻き込むことは、本当に今を生きていることになるの?
人生は、選択の連続だ。
でも、恐れることはない。
真剣に考えて、真剣に選択したというなら、その先どうなっても、受け止めることができるだろう。
そんなに辛いなら、今を生きるのが嫌になった?
それも、選択。
今を生きてはいるが、今を生きていないという選択をした。
「今」は、なんとなく流れていってしまうが、そのなかで小さな選択を常に行っている。
その選択の積み重ねが、過去になり、記憶や情報になり、今の自分を造る。
今の自分が在るからこそ、未来を創れる。
誰かを恨むではなく、今を生きよう。
齋藤 信
追伸
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