管理職が無能になる法則【管理職の学校】(18)

管理職が無能になる法則【管理職の学校】(18)

From:IAIR副会長 齋藤 信

 

みなさん、組織のリハビリしてますか?

毎週土曜日は一週間を振り返り、リハ科をより働きやすくするヒントをお伝えする「管理職の学校」開校です!

前回は「書籍紹介テクニック編」でしたね。
ざっくり言うと……

  • 問題解決はフレームワークを使おう!
  • 人材育成はコンサルタントのノウハウに学べ!
  • 病院経営の仕組みは実践者に学べ!
  • 本を読む能力を手に入れよう!

でした。

今回は「管理職が無能になる法則」についてです。
早速、お話ししていきましょう!

 

◆ 管理職が無能になる瞬間?!

ショッキングなタイトルに見えたかもしれませんが、誰もが恐れている事ではありませんか?
「あんた、無能だよね」
直接言われないにしても、そのように思われたくない。思われていたら、現場の雰囲気の悪さで部門外のスタッフでも、果ては患者さんだって気づいてしまう。外部の人に伝わってしまうようでは、既に自他共に認める管理職無能状態と言わざるを得ません。
ですが、あくまで状態。管理職の能力はさて置いても、管理職が無能だと思わせる状態を作り出している原因の一つは、身近な周囲のスタッフであることは間違いありません。リーダーをフォローしないフォロワーって、イカンでしょ!

 

◆ 無能な管理職はいない。無能になる管理職はいる。

リーダーとフォロワーの関係を作れなかったと言うなら、確かに管理職のやり方に問題があったのかもしれません。あ、先にフォローしておきますが、朝令暮改はこの5年で当たり前の状況にあると思ってください。日々情報が移り変わっていくなか、朝に出した指示や考えが夕方を待たずにひっくり返る「変化の時代」です。朝令暮改程度で管理職を無能呼ばわりするのはナンセンスですよ。むしろ、先延ばしして大火傷の方が今は危険です。これは実感もあることなので、大延焼しないうちに考えを変える管理職はまだ有能なんですよ。
つまり、放置する管理職は無能ってことですね。最初から無能だったわけではなく、ちょっとした決断、半歩だけ踏み出す、ゴメンと朝言った事を撤回する勇気をほんのちょっとも出せなかったせいで無能になってしまっただけなんです。

 

◆ 自己保身で動く管理職への薬はあるか?

無能呼ばわりされる管理職には自己保身で行動し、判断を誤る人もいます。ですが、僕に言わせれば自己保身が中途半端だからそうなる! 自己保身って、実は結構大変。会社の社内ルールの隙間を発見し、それを最大限利用できる調査分析能力。それが正当であるように見せるセルフプロデュース力。アメとムチを使い分けられる観察力とコミュニケーション能力。何より自身の能力を最低限の努力で最大限に伸ばす事ができる集中力と吸収力。
自分の立場にあぐらをかいて守ろうとするから中途半端になるんです。自分の立場すら道具の一つとして使い倒す器量が無いから無能と言われるんです。
少なくとも、先に挙げた能力のうち、一つでも秀でたものがあれば、管理職として普通にやっていけると思うんですけどね。毒や薬ならまだしも、有害となっては処理に困りますね。そうそう魔法の薬なんてありゃしませんよ。

 

◆ ネット大好き管理職の罠

管理職は忙しい。よくきく言葉です。実際に忙しくしているのは自分のせい……あ、いえ、なんでもありません。忙しい故にリハビリの勉強も中途半端。管理職の勉強も中途半端。そうなるとインターネットで仕事の行き帰りなど、スキマ時間にネットで、無料で、お手軽に情報収集、知識収集を始めます。ですが、無料&ネットでの勉強はあくまで疑似体験の域を出ません。しかもネットで調べられる事は真実の50%しかありません。ちょっと調べればすぐに出てくる情報なわけですから、本当に物事を解決できる事というものは、ネットで調べても、本をたくさん読んでも得られない情報にあります。もうお気づきですよね。それは実践と経験。自分でやってみるしかないんです。
でも、ね。ネットで調べて知ったかぶりして、自分でやらない。それでは部下同僚に簡単に無破られますし、「あ、また変なネタを仕入れてきたよ」と言われて終わりです。月曜日に思いつきでそんな行動をする管理職が多いのって、日曜日も仕事の事を考えている頑張り屋な管理職なのでしょうが、皆んなに「コレいいよ!」と言う前に自分でやって、自分の組織に合わせて調整してからが本筋です。
表面の50%だけを鵜呑みにして、実践と経験からの50%を手に入れないでは無能の極みですよ!

 

◆ ちょっと反省

う~むむむ。少し内容がブッ飛んじゃいましたね。もちろん、こう言ったには理由があるんです。全部過去の僕の話なんです。全て僕の実践と経験です。でも、それでも少しばかり強い物言いになったことは反省。まあ、こんなテイストがお好みでしたら、また次回もこんな感じになるかもしれません。不快に感じる方へ今後の為に……先に謝っておきます。ごめんなさい。

 

◆ まとめると……

と、いうことで……ざっくりとまとめれば、

  • 放置型管理職は無能の第一歩
  • 自己保身も中途半端なら有害
  • 真実の50%を埋める努力をしているか?

です。
あなたの職場のリハビリの一助になれば幸いです。

齋藤信
IAIR 副会長/臨床共育メンター 齋藤 信

 

追伸:A-class開催間近!

B-class検定2016

あなたが無能にならないたった一つの方法があります。
それは、僕たちと一緒に学ぶ事です!
既にB-class検定に合格しているのなら、早速A-classに進んで、体験と経験を深めましょう!
>>> https://iairjapan.jp/product/a_class_therapist

ですが、まだIAIRの講義を受けた事が無いというなら、来月から早速体験講座が目白押しです!
今すぐクリックして、あなたの地区で開催される講義をチェックしてください!
>>> https://iairjapan.jp/kanto-seminarschedule

 

PR:ただいま第2期生募集中!

Eラーニングで忙しい管理職、リーダーの学びのチャンスを提供!
臨床現場の教育を共にCHANGEしていきましょう!
教材の詳細が知りたい>>> http://saito-makoto.jp/melc/

 

ABOUTこの記事をかいた人

Makoto Saito

作業療法塾塾長、臨床共育マネジメント主宰、IAIR副会長! 精神科作業療法士として13年臨床経験を重ねたのち、起業。臨床教育を共育にCHANGEするというビジョンのものと、療法士の育成に人生の全てを懸けている。 また、臨床共育メンター®養成として、臨床指導者や管理職向けの講義、コーチングも行っている。